All archives    Admin

07月≪ 2020年08月 ≫09月

12345678910111213141516171819202122232425262728293031

2012'12.27 (Thu)

「忙しい」

もうさっさと年越ししたい英香です。
……灯油切れをおこし、給湯器故障させてしまった。予備の灯油を少し入れたものの、台所のボイラーは普及しましたが お風呂はアウト(T_T)。
昨夜は日帰り温泉へ。修理は後日になってしまったので、今晩も外です。主人と長男はシャワー魔で お風呂とは別に1日2回はシャワーを使うので、使えないと言ったらあからさまにガッカリ。ごめんよー(-人-)。
母ちゃん失格のまま 更新だけしちゃいます。小話?。上官・部下で県展後の年末です。

↓こちらから どうぞ

【More】

「忙しい」


図書隊の年末は忙しい。各部 各班で対処している。
隊長不在の為、緒形が代理として表立って指揮をとる影で、堂上は山積みの書類や調整作業・その他諸々の手続きに追われていた。
元々手際のよい堂上だ。てきぱきと小牧や手塚に指示を出し、優秀な部下は着々と仕事をこなす。
優秀とは言い難いが それなりに使えるようになった郁も、郁なりに作業を進めていた。
場所は図書館内。柴崎の要請で午前中のみ 館内の正月準備の飾り付けや模様替えに駆り出されていた。
「教官も適材適所に配置したわね。今笠原にミスられたら あっちの業務が滞るんでしょ。」
閲覧室の天井にぶら下げる飾りを 脚立に登った郁に手渡しながら柴崎は言った。
「ち、違うもん。柴崎がどうしてもって言うから…。」
「あら、昨日あんたの入力ミスで余分な残業増やしてたじゃない。貸し出し頼みに行ったら 丁度いいって二つ返事だったわよ。」
えー 教官ひどいーと 郁は膨れる。
「ま、ちょっと頭休めて身体動かした方が 午後から働けるんじゃないかってとこでしょうね。あんたが風邪気味ってのも見抜いてたみたいだし。まったく 甘いんだから。」
次はあっちのスチール棚を動かしてね と人使いが荒い。実際郁はよく動く。腰を痛めた男性館員に変わって ひょいとダンボール箱を移動させ、棚の位置をずらして配置した。

昼休憩に食堂に出られそうにないという堂上達に、郁はコンビニで弁当を買ってくるよう頼まれていた。柴崎と買い出しに行き、特殊部隊事務室に入る。
「わー 壮絶だわね。」
ドアを開けて柴崎がため息をついた。書類が飛び交い、怒声も聞こえる。「柴崎さんだぁ~。」と顔を向けられるが手は止まらない。
「あ、2人ともありがとう。ちょっと今 第二図書館からの急な要請でバタバタしててね。弁当、そこに置いてくれればいいから。」
小牧がファイルを揃えて声をかけた。
「あたしも手伝います。」
郁は弁当を置いて 小牧の机の前に駆け寄った。
そこにドアを開けて入って来たのは堂上だ。
「あ、きょ…。」
「手塚、ここにある資料を集めておいてくれ。小牧、さっきのファイルをくれ。」
スタスタと自分の机に行き 上にある書類を鞄に詰め、
「第二図書館まで行ってくる。1時間半程で戻る。」
と小牧のファイルを受け取って郁の前を横切る。
「ちょっ、教官!。」
慌てて郁が声を掛けると 考え事をしながら「ああ 笠原か」と呟き おもむろに郁の後頭部に手を回して引き寄せ 額と額をくっつける。
「微熱だな。医務室行って薬飲んでこい。」
そのまま目も合わせずファイルを鞄に突っ込みながら事務室を出ていった。
「「………」」
「…笠原、医務室行ってきます…。」
郁はふらふらと医務室に向かった。
「業務の一環ですかね。」
「うん、自覚してなかったね。」
柴崎と小牧は2人が出ていったドアを見て言葉を交わし、同時に肩を竦めてにこりと笑った。手塚は自席でパソコンに向かって固まっていた。
「笠原 発熱必至だわね。」
柴崎は様子を見に医務室へ足を向けた。
13:33  |  図書戦  |  TB(0)  |  CM(1)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
 | 2013年07月26日(金) 15:34 |  | コメント編集

コメントを投稿する


 管理者だけに表示  (非公開コメント投稿可能)

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://746754.blog.fc2.com/tb.php/111-7b18689c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | BLOGTOP |