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2012'10.09 (Tue)

「祝福の形」

こんにちは 英香です。
夜は寒いので子供を湯タンポに。冷たい足を引っ付けても 文句も言わずに熟睡している天使ちゃん。寝ながらパンチやキックが飛んできても構わないわ。
更新ですが短いです。ひねりも無いですが。堂上さん入院中の特殊部隊事務室です。ありがちですが いいかしら?


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「祝福の形」


ここは特殊部隊の事務室。部屋に入ると皆チラリと郁を見る。
郁の機嫌が良い。当麻事件の後処理に追われていた時は、興奮と疲弊している様子に加え、挙動不審なところがあった。皆が訓練で外に出ている間にも上層部から呼ばれていたり、初めて見るような書類を小牧に相談しながら取り組んでいたから、慣れない業務にいっぱいいっぱいで混乱があったというところか。
それが事件後最初の公休前後は明らかに様子が違った。
公休前日は酷かった。物にぶつかる、備品は壊す、急に奇声をあげては 我に返って真っ赤な顔で謝り倒す。何となく察するものもあるが、皆一様に黙って様子を見ていた。
公休明けに出てきた郁を見ればそれは確信に。顔を引き締めているつもりだろうが 口角が上がっている。席について書類を広げても時折机にのの字を書いてはにやけている。途中気合いを入れようと頬を叩く音を響かせ、繰り返すから腫れぼったい。いっそ分かりやすくて微笑ましい。
「おい、小牧。あれはあれだろ?。もうあれなんだな?。」
「そうですよ。見ての通りです。いやぁ~、あっちもだだ漏れで面白いですよ~。」
あっちとは勿論 堂上のことだ。堂上の事情は殆どの隊員の知るところだ。郁の面接以降、箝口令をしきまくる堂上に生温い眼で見てきた。着地点がどうなるかなんて 分かり切っていたものの、煮え切らない堂上にヤキモキしたりからかったり。漸くまとまったのかと皆安堵した。
基本大人の集団だ。幸せオーラ満載の郁をからかう者はいない。大事な娘であり妹分だ。斜めに突っ走りでもしたら 余りにも不憫だ。堂上にも。
するとからかいはすべからく堂上へ向く。病室で小出しにしてはつまらない。綿密に計画を練り、全員参加で、インパクトのある祝福を与える義務がある。
静かな波も隊長が加わった事で大きなうねりとなる。着々と進められる準備は愛に溢れてるかな、と小牧は病室で幸せを噛み締めているであろう友人に舌を出した。
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