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2013'06.11 (Tue)

「マゼンダピンクの後で」

本日2度目ましての英香です。拍手コメントお礼は前の記事にあります。
で、オマケです。
因みに何で マゼンダピンクかっていうと、手にした通販化粧品のチラシに出てて、響きが良かったから。後で検索かけたら 結構どぎつい色でびっくり。チラシではいい色に見えたんだけど、実際はどんな色かしらね?。
さて 短いです。オマケですし。

↓こちらから どうぞ


【More】

「マゼンダピンクの後で」


堂上と小牧は連れ立って風呂場に向かった。軽く残業をこなしての遅めの入浴。1日の締めくくりとして 風呂入ってビール飲んで寝る、極シンプルな予定しか残っていない。
「あ、教官 これからお風呂なんですね。」
前方からやって来たのは 風呂上がりの柴崎と郁。髪をアップしてクリップで留めた柴崎はいつも通り美しく、タオルで頭をガシガシ拭きながら歩く郁もいつも通りの出で立ちだ。
昼間の郁の白いワンピース姿は 幻だったようだ。
「昼休み、面白いイベントがあったみたいですね~。」
柴崎が微笑んで話す。
「業務部の何人かが目撃したみたいで ちょっとした話題になってますよ。」
主に堂上に向かって話す柴崎は、楽しそうに肩を揺らす。
「どーせ似合わなかったって バカにしてるんでしょ。その話はもういいからっ。」
「そんなことないよ、とっても似合ってたよ。」
拗ねる郁に小牧は素直な感想を述べる。
「さすがプロよね。あの色を品良くのせるんだもの、この娘のいいところを引き出してたわ。衣装と合わせた姿が拝みたかったわねぇ。」
いい参考になったのに、と柴崎は腕を組んだ。
郁はメイクをしたまま午後の業務に入っていたのだ。周りの目の色が違う事には気付かないでいた。
「メイクを落としちゃったの、惜しかったと思いません?。ね、堂上教官。」
昼間の光景が思い出された。白いワンピース姿の郁に施されたメイクを。艶やかに色香を放つマゼンダピンク。
「もうっ、やめてって。」
郁は頬を赤らめてそっぽを向く。
帰り道に唇が堂上と触れそうになった事が蘇る。
――あれは 自分の迂闊さを注意されただけだから。
と、思い込むのに必死だ。だってそうでなければ あらぬ思考に溺れてしまう。そんなはずないんだから。
「もう、行こっ!」
照れちゃって とからかう柴崎の手を引いて 郁は堂上の横を擦り抜けようとした。
『吸い付きたくなる唇』
堂上はおもむろに手を伸ばした。
郁の顎に右手を添えて、親指をそっと唇に這わす。
固まって目を見張った郁の下唇を往復させると手を離した。
「ふーん、口紅にも効果はあるもんだな。」
そのまま堂上は風呂場に向かう。
「「「………」」」
なんでアンタはこういう事するかな!
「っのぼせたみたい…。」
真っ赤になってふらふらと部屋に戻る郁と1人納得して風呂場に向かう堂上の背中を 柴崎と小牧は交互に見る。
「早く決定的な事がなくちゃ、笠原の身がもたないかも。」
小牧にクスリと笑うと、柴崎は自販機で冷たい飲み物を購入して郁を追う。
「堂上、おまえ ナチュラルにエロいよ。」
無自覚な友人に肩を竦めて 小牧も風呂場に向かった。

俳優が郁の唇に触れそうになった時の衝動に この夜改めて堂上は駆られるハメになるのはお約束。
しかし、夢で抗うものは、ない。


==========


ああ、ほら フライング指定ないからさっ。
「忙しい」の口紅バージョンみたいね。マンネリですみません。
更にフラストレーション貯まったって?。御愁傷様です(@゚▽゚@)。
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