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2013'06.23 (Sun)

「待ち合わせ」(リク13)

ちょっと頭痛のする英香です。台風接近とか気圧の変化の時季が弱い。
元々頭痛持ち。
春先や季節の変わり目は特に寝込みたくなる程ですが、そういえば今年は軽かった?。映画話題でルンルンしてたから?。
頭痛の時はハチマキしてコメカミ部分にペットボトルの蓋を挟んで押さえます…。それでもダメなら割りばしも挟んで 八つ墓村スタイル。で、毛布を被って光を遮断。
今年はこのまま無事夏に突入か、この頭痛が前兆か。取り敢えず薬飲んで(効かないけど)待機です。
更新しておきます。
またちょっとリクからズレた感が(^^ゞ。
恋人期です。リク内容は最後です。

↓こちらから どうぞ


【More】

「待ち合わせ」(リク13)


郁は駅の券売機が見える柱の前に立っていた。
時刻は10時30分。
「ちょっと早かったかな。」
携帯で時間を確認すると柱にもたれた。久しぶりの公休だ。堂上とのデートの待ち合わせは11時。普段であれば遅れがちな郁だが、嬉しくて朝早く目覚めた為前倒しに行動出来たのだ。行き交う人を眺めながら 新鮮な気持ちで堂上を待つ。いつこの人混みの中から堂上が現れるかドキドキする。
「教官もこんな気持ちでいつも待ってるのかな。」
そうだといいな、と笑みをこぼした。

「郁?。郁じゃない?」
声のした方を向くと 女性が2人。
「ホントだ。郁、久しぶり~。」
賑やかに近寄って来たのは 郁の大学時代の同級生。
「卒業以来じゃない?。元気してた?」
一拍遅れて大きく頷いたのは郁だ。
「明美と恵子じゃん。久しぶり~。」
彼女らは陸上部ではないが よく一緒に同じ講義を受けていた。明美は司書講習を別に取りにいく郁を応援してくれていた。
お互いに現状報告をして会話に花を咲かせる。2人は仕事先は別だが 今日はグループ交際しているという彼氏達と遊びに出かけるところらしい。
「郁は無事 図書隊に入ったんだよね。頑張った甲斐があったわねぇ。」
明美は当時 陸上漬けだった郁に必死で単位をとる勉強を見てくれたのだ。
「へへ、おかげ様で。」
ポリポリと頭を掻く郁に恵子が提案した。
「1人なら郁も一緒に遊ばない?。ここで彼と待ち合わせしてるの。行けば紹介できる男の子もいるよ!」
それがいい と明美も乗っかる。
「随分雰囲気変わったわね。綺麗になってびっくりした。」
紹介しがいがあるわ、と嬉しげだ。甘過ぎない膝丈のワンピースは、すらりとした郁に似合っている。
「へ?。ああ、あたしは――。」
断るところで後ろから声を掛けられた。
「やあ、キミ達3人?。可愛い子ばっかりだね。」
振り向けば3人の男達。
「数も丁度だし、オレらとどっか行こうぜ。」
ああ、いかにもなナンパパターンにげんなりだ。
「御生憎様。私達はこれからデートに行くの。他を当たることね!。」
明美はツンとそっぽを向くと、男達に背を向けて移動する。
「何だよ、いいじゃんか。オレらとの方が楽しいぜ。」
ニヤニヤと明美の前に立ち塞がると揉み合いになった。
「おい、何してるんだよ。」
駆けつける男性が2人いた。
「その子達はこっちの連れだ。手を離して貰おうか。」
恵子の肩に掛けていたナンパ男の手を払おうとした。するとナンパ男は逆に駆けつけた男性の腹を蹴りつけた。
「徹!」
倒れた男性に恵子が悲痛な声をあげた。待ち合わせをしていた彼氏だ。
案外喧嘩慣れしているらしいナンパ男達がニヤニヤと笑っている。見ればかなり体格がいい。明美と恵子の彼氏達は悔しそうに歯噛みする。
「へぇー、彼女モデル並みにスタイルいいじゃん。オレ この子がいいなあー。」
ナンパ男の1人が郁の腕を掴んで引き寄せた。タバコの匂いが鼻に付く。
いい加減腹が立っていた郁は男に肘鉄を食らわした。
「ぐぇっ…何しやがる。」
脇腹を押さえて掴み掛かろうとしてきた男に身構えると、横から手がのびてきた。
その手はナンパ男の小指を1本掴むと反対側に捻りあげる。
「いてててて―。」
体を捩って逃れようとするナンパ男に 構わず足払いをかけた。
「堂上教官!」
涼しい顔の堂上は 早々に説教を始める。
「そんな格好で技をかけようと思うな。大体こんな人通りの多いところで投げに入るんじゃない。」
言いながらも更にかかってきた男の喉元に手を当て睨みをきかせた。その目に居合わせた者は震え上がる。
「まだ何か?」
堂上の低い声にナンパ男達は後退りし、
「覚えてろ!」
と 捨て台詞を吐いて走り去る。最後までパターン通りだった。

「じゃあ 明美、恵子も またね!」
明美達と別れて 堂上と郁は改札口から入っていった。自然と手が繋がれる。
「綺麗になったはずだわ。」
あんな素敵な彼氏がいたなんてね と明美と恵子は顔を見合せた。
「しかし スッゲー強い彼氏だな。」
「彼女もかなりなモノよ。あのくらい強くなければバランス取れないかもね。」
射るような目付きをしていた郁の彼氏は、郁の無事を確認すると一転優しく微笑んだ。その違いは明らかだった。愛されてるのね、と少々羨ましかった。
「悪かったな、弱くて。」
徹は不貞腐れる。
「あら、私には丁度いいわ。助けに来てくれて本当にありがとう。」
恵子と明美はそれぞれの彼氏と腕を組む。郁達の様にお似合いのカップルよ、と体を寄せた。


「いいか、先に来て待ってるのは無しだからな。」
「どうしてですか?」
「自覚しろ 自覚。」
「?でも ドキドキして待ってるって いいものですね。」
「それは俺の特権だからダメだ。」
「え、ずるいです!」
「いいから遅れて来い。」
「上官命令ですか…?」
「彼氏からのお願いだ。」

郁は撃沈した。


===========


リク内容は 諏訪さんより
「郁ちゃんの同級生たちとのお話。ヤキモキする堂上さんが 決心してズバッと男らしくかっさらっていく…なんて話にきゅんきゅんしたいです。」

あ、ヤキモキ……多分場面に出てないだけで、ヤキモキしながら暫く見てたんですよ きっと。恵子ちゃん達の彼氏が先に行ってたから手出ししなかったのかな、ということで。

同窓会とどうしようか迷いましたが、後でハッキリ「同窓会」が控えてるのでこの形になりました。諏訪さん、こうなりました。リクエストありがとうございました!
07:47  |  図書戦  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

おはようございます!

うぅ〜強いカップル素敵ですねー!
堂上教官の、この全力(の眼力 笑)で守ってくれる感じ、本当に大切に思ってるんだな〜郁ちゃん大好きなんだな〜というのが伝わってきてすごく好きです。
同窓会編も楽しみにしています!

もう一点…頭痛ですが大丈夫ですか?
私も緊張型頭痛も偏頭痛もあるので、この時期はいつ偏頭痛が本気を出すかとびくびくしてます。
英香さんは頭痛外来行かれてますか?
もし行かれてないようでしたら、本当に辛い時のために専門のお薬を常備しておくのも手かもしれません。
でも出来ればどうかこのまま、夏を迎えられますように…!
りぅ | 2013年06月23日(日) 09:57 | URL | コメント編集

リクエスト間に合います⁇

別冊弍の、柴崎の事件を、郁versionでやって見たいです!!!!!!!!!!!!!!

もし間に合うなら、頼みます。orz
カオスorz | 2013年06月23日(日) 19:33 | URL | コメント編集

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