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2012'11.04 (Sun)

「サイズ」

おはようございます。英香です。
今日は長女の誕生日。といっても 彼女は1日弁当持って部活だし、受験生長男は昨日も今日も釣りに行くし。
彼女の希望はサーティワンのアイスだそうで(ケーキは苦手)、夜揃ってデザートに食べようかと。
問題は婆さん。朝台所に赤飯の準備が。これは定番で有り難く頂く。そしてテーブルの上には ひき肉・キャベツ・韮・ニンニク他・強力粉。婆さん得意の餃子の準備だ。嫁に来た時 びっくり。オリジナル餃子は草履の如くデカい!し 旨い!。
しかし 赤飯に餃子にアイスかぁ…。ま、いいけど。
そしてプレゼントは嵐のNEWアルバム。半分は母ちゃんの為に?。だって苦労して産んだのは母ちゃんだし。
さて 更新です。初めての 婚約期(いきなり)。私も主人から同じように慰め?られました。

↓こちらから どうぞ


【More】

「サイズ」


婚約もして いろいろ準備を重ねてきた。数少ない公休を打ち合わせなどに使っていると、デートらしいデートは出来ない。堂上は疲れが見て取れる郁を誘って、食事に出掛けることにした。
敢えてお洒落過ぎない 気楽に食事の出来るレストランを選び、軽いアルコールも入れた。少しでも浮上出来ればとの 堂上の気遣いだった。
店を出て伸びをする。
「あー、美味しかったあ。お腹いっぱいです!。」
郁の満面の笑顔に 堂上も笑顔で返すと、手を繋いで歩き始めた。
少し足を伸ばして街に出てきた。周りは飲食店が立ち並び、いろんな人が行き交う。職場帰りのグループ、親子連れ、合コンらしき男女のグループもいた。
その中で目に留まった、信号待ちをしているカップル。
彼氏の腕に絡み付いた彼女は 幸せそうに寄り添い、お互いに顔を寄せては微笑み合う。
「いいなぁー。」
郁がポツリと呟くのがきこえた。
おいおい、俺達も同じようなものじゃないのか?。郁の頭をポンポンと叩くと苦笑する。浮かれている自分の顔が緩んでいるのは自覚しているし、郁は郁でアルコールでほんのり赤みの帯びた頬で とろけるような表情を浮かべている。十分幸せそうに見えるだろ?。実際そうだし。
「あれだけ大きいと 腕を組んだら当たりますよね。」
?何のことだ?。
郁の視線は 同じカップルに注がれている。平均的な身長同士だぞ?。
「どんな服でも合うし、勿論ドレスも綺麗に着られるし。」
服装?。カップルは高級なレストランにでも行ったのだろう。品の良いスーツにスッキリとしたワンピース。少し体のラインを強調してるか。
「教官だって もっと大きい方が楽しいだろうし。」
視線を自分の胸元に下ろす郁に 堂上は軽いため息をついた。
郁はどうやら途中から独り言になっていたらしい。アルコールが入ると思っていることは皆 口に出る駄々漏れだ。まだそんなことを気にしてるのか とも思うが、それが郁なのだ。
左腕を郁の腰に回して 郁の意識を引き戻す。あれ?という顔で堂上を見ると、漸く自分が口にした言葉に思い至って赤面する。
覗き込むような堂上に「あー、…篤さん?」聞こえてましたか?と体を揺らす。
ふっと笑った堂上は、軽く開いた自分の右の掌に視線を落として囁いた。
「ん、郁のは 収まりが良くて 俺は好きだぞ?。」
にぎにぎと動かす堂上の右手に 郁は固まって口をパクパクさせた。
「ちょっ、な、何言ってるんですか!。」
郁のパンチを軽くかわして その手首を掴む。
「よし、確認に行くぞ。」
くるりと踵を返すと 騒ぐ郁を引き摺って訓練速度で夜の街に消えて行った。




郁ちゃんの疲れは取れなかったもよう。
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